人のBlogを読むのが大好きである。
ことMtGに関して言えば、大会の参加記事は本当に美味である。
デッキの構築文章なんていうのも堪らない。

何をおいても面白い、それに加えて役に立つ。
しかもそれがノーリスクで手に入る。
言うなれば、望まずとも先方から与えてくれるのである。

こんなにすばらしい事があろうか。
一億総Blog社会万歳。


さて、そんな風につらつらとリンク巡りをさせてもらっているわけだが
当たり前のことながら、一人一人全く文章が違っている、というのを痛切に感じる。
同じような場面に対しても、それぞれの心持が全く違った言葉で綴られる。

素っ気無い短文でまとめている人もいれば、
やたら細かい部分までよく記憶しているな、と感心させられる人まで
十人十色、千差万別。

まさにオリジナリティの塊。


そこでふと思うのだった。
「はてさて、自分にオリジナリティはあるのだろうか」

うーん、、、


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1999年 日本で2度目に行われたグランプリである GP京都。
その場所で「あなたのオリジナルカードを作ろう」なる企画が開催されていた。

一晩頭を悩まし、私が作成したカードは以下である。


U Instant
対象の呪文をカウンターする。
そのプレイヤーはその呪文を手札に戻す。


なんとびっくりする事に、佳作となりヴァンガードセットを貰った。
(当時は)我ながらいいデザインだと思っていたし、
その後RAVに《差し戻し/Remand(RAV)》というカードが
存在していることを知ったときは大変嬉しかったものだ。


しかしそのとき最優秀賞をとったカードをみて衝撃を受けた
そのカードとは、


舞妓
RW Creature 1/1

T:対象のクリーチャーは召喚酔いになる


なんという創造性、想像力。
召喚酔いという現実にはMtGのルールにはないものを京都と結びつけて
さも当然の能力であるかのようにしてしまったこのカード。

結局MtGのルールの中でしかカードを考えれなかったという圧倒的な事実
(しかも舞妓に比べて、自分のカードのなんと陳腐なことか)
オリジナリティの欠片も存在しない。

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人は誰しも他人にはなれず、自分の色は自分にしか出せず
そういう意味では、私自身の文章もオリジナルなわけだが
そこに自身をもてないのはなぜなのだろうか、、、



とまぁ、だらだらと書いてきたわけだけど結論として何を言いたいのかというと
もっともっと私に潤いをください、ということでした

頭の中でよく分からない思考が、まるで台風のように渦巻いていたので
深く何も考えず、思いつくままにキーボードを叩いてみた。
やはりよくわからなかった。

まる


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