経験は最強の武器 その1
2009年11月3日 [MTG] Legacy コメント (4)そんなわけで、AMCの参戦報告です。
結論から先に書いてしまうと、安心と信頼の 1-5-0ですので、
あまり参考にはならないと思います。
そして自分で打っててなんですが、異常に長文になってしまったので
2回に分けたいと思います。
なんつうか、最初の4回戦書くだけで2時間かかっているのはどうなのだろうか
もうちょっと文章をまとめる力がほしい
-----------------------------------------------------------
AMC参戦を決意した
さて、問題はどっちのデッキを持ち込むかである。
二つの候補とは「カウンターバーン」と「ランドスティル」。
はっきり言ってどっちも捨てがたい。
やはり自分にとって一番愛着があるのはランドスティルで
折角の初AMC、これででないでどうするのか、という気持ちがある。
その一方で、ヘギーお兄さんがここまで暖めてくれたカウンターバーン
1ヶ月使ってきただけあって、信頼度もかなり高まっている(に違いない)
本当にぎりぎりまで考えて結局結論は出ず。
「朝起きて、時計を最初に見たときの秒で決めよう
奇数ならカウンターバーン、偶数ならランドスティル」
そしてデッキはこれになりました。
尚その時間は42秒。……今思えば、これは何かの暗示か。
-----------------------------------------------------------
大会開始前に、ネタ蒔きさんから、りょーちんが紹介される。
周りの席に座っていた方が「あの人有名なプレイヤーなの?」とぽつり
第1回戦 vs BUW ANT(ごーじゃーさん)
対戦前、席に着いたところ
相手「前回のAMCは出ましたか?」
うち「いや、出ていないです。というかAMC参加初めてです
関西からきました、りょーちん組です」
相手「えっ……?」
そのときの反応がなんとも言えず、あれ? どうしたのかなと思う。
そこに配られるリザルトシート。
なんとなく相手の名前を見て
…
……
………
うち「すいません、ごーじゃーさんですか?」
相手「いえ、違います」
うち「ですよねー、他人の空似ってやつですよねー」
相手「他人の空似ってw」
うち「はじめまして、この前青白BTBを紹介してもらったふみです」
相手「あー、あれですか。あれはいいデッキでしたね」
ごーじゃーさんではないはずなのに、
うちのデッキのことを良く知っていてくれた。
いい人だw
Duel1 先手
《Underground Sea(3ED)》から《思案/Ponder(LRW)》。
ごーじゃーさんなら、CTGか?
アンシー置いてるし、ボブ出してくるか?
出てこないな……
《相殺/Counterbalance(CSP)》
……こないな、、、
《神秘の教示者/Mystical Tutor(6ED)》
ふーん、ミスチュー
……ミスチュー!!!???
幸い手札にはFoWが2枚を始め、ある程度のカウンター。
場のミシュラがこつこつ殴りつつ、
適宜《オアリムの詠唱/Orim’s Chant(PLS)》をカウンターしていく。
ある程度カウンターを使わされて、手札の有力カードが
FoW《渦まく知識/Brainstorm(ICE)》《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》
というところで、ライフ13からスタートしてくる。
手札1枚残して《むかつき/Ad Nauseam(ALA)》
をFoW。ブレストと嵌めのどちらを残すか迷うも、
残り1枚はあれだろうと睨んで嵌めを残す。
そして
《冥府の教示者/Infernal Tutor(DIS)》
ノータイム嵌め!
Duel2 後手
両者1マリガン
マリガン後の手札も芳しいものではなかったが、
FoWがあったので、それに一縷の望みをかけてみる。
T1 《強迫/Duress(7ED)》
乙!
いくらなんでもマグロ過ぎました。2ターンキル。
とりあえず捲るだけ捲ってもらって、デッキの中身を確認。
《燃え立つ願い/Burning Wish(JUD)》は無さそうである。
Duel3 先手
またもって手札がかなりしょんぼりんぐだが
先手なので少なくともD2のようにはならないと判断。
T1に0で爆薬をセットし、ゴブモードとブッパモードに対して睨みを
きかしてみたりなんだり。
途中《オアリムの詠唱/Orim’s Chant(PLS)》をFoWするが
それを《根絶/Extirpate(PLC)》されてしまう。
それを受けて、残りライフ18からむかつきスタート。
こちらはその行く末を見守るだけ。
しかし捲れるものがあまりよくなく、ライフが4にまで進み、ストップ。
ここでお互い長考タイム。
細い道ながら、何か逆転できる手は無いかを捜し求める。
まず《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》セット、
次いで《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》。
そこで意を決して、モックスの刻印にスタックして爆薬起動。
これで、捲れたハンドからいくと、マナは足りなくなるはず。
必死に計算の結果、主要パーツ7枚を残して、ターンが帰ってくる。
次のターンに仕掛けてくるのは明白。
こっちのランドは
《Tundra(LEB)》*2《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory(4ED)》1
手札にはミシュラと《水流破/Hydroblast(ICE)》ソープロ
カンスペでも引いていたら神なのだがさすがにそんなわけもなく。
# ハイドロは赤が入っていないのはわかっていたのだけど
# 無駄カードが多すぎたので、Willの餌にでもなればいいかで入っていた
悩みに悩んで、ミシュラでどつき残りライフ2vs19。
そして1匹をソープロして21。
次のターンに、8枚の手札でストーム10発生させることを強要する。
(もちろん、ストーム7で16点でも充分なんですが)
そこから緻密な計算が始まり、最終的に見せられたのが
《冥府の教示者/Infernal Tutor(DIS)》からの《不正利得/Ill-Gotten Gains(USG)》
……ああ、そうか、、、
0-1-0
-----------------------------------------------------------
第2回戦 vs GRU Madness
Duel1 後手
相手、島から《思案/Ponder(LRW)》をうって
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MIR)》設置。
またANTっすか
次のターン置かれるのが青緑フェッチ。
……青緑?
この段階で頭の中は真っ白、全くデッキが分からない。
いやANTならLED置くわけないのは自明なんですよ
でもね、1戦目からの流れで何故かそう考えてしまったんですよ。
《行き詰まり/Standstill(ODY)》を《渦まく知識/Brainstorm(ICE)》で
割られ、予定調和的に手札が溢れたので
ディスカード《謙虚/Humility(TMP)》
返しに出てきたのは《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》
そして《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TOR)》!
へ!? マッドネス?
墓地のトップから恨めしそうに謙虚がこちらを見ています。
自分がバカすぎて泣きそうになりながらドローすると
《謙虚/Humility(TMP)》w
一気ににこやかになる
謙虚をはると、返しに打たれるのが《直観/Intuition(TMP)》
うち「はい」
相手、ライブラリーに手をかける
うち「あっ!」
相手「どうしました?」
うち「いえ、なんでもないです。通しちゃったんで」
FoWあるのに、何で通したし!
持ってこられるのは案の定の
《不可思議/Wonder(JUD)》とちょっと吃驚の《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》2枚
その後は数多くの1/1フライヤーをミシュラが悲しそうに見上げていました。
Duel2 先手
こちら1マリガン
流石にデッキがばれたので1戦目のようにはならず、
適宜危なそうなクリーチャーをカウンターしつつ、こちら有利に展開していく。
《正義の命令/Decree of Justice(SCG)》で3体の兵士を出し、
《謙虚/Humility(TMP)》張る。
兵士で1回殴り、残りライフが17vs14。
そこに飛んでくるのが《発展の代価/Price of Progress(EXO)》!
こちらの特殊ランドは5枚もあるが、相手にも3枚。
ちょっと考えカウンターすると、もう1枚とんでくる。
これもカウンターできたが、もう次は無いと考え通す。
残りライフ7vs8。
兵士3体とミシュラ2枚で殴りかかり、相手残り1。
相手のルートワラに殴られ、残り6。
そして《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MIR)》
セットから、
《癇しゃく/Fiery Temper(TSB)》2発《激発/Violent Eruption(TOR)》
と打ち込まれ逆転負け。
……情けない。
# LEDから出したマナで、そのときにディスカードしたカードは
# マッドネスできないんじゃ? と後で社長に言われたのですが
# どうなんでしょうか。昔(出た当初)はできましたよね。
試合後相手の方を色々と話させていただく。
デッキのすばらしさに本当に感嘆でした。
0-2-0
-----------------------------------------------------------
第3回戦 vs ベルチャー (ちーちゃんさん)
ジャッジの方がちーちゃんは云々と言っているので
「もしかしてちーちゃんさんですか?
ご高名は色々と拝見しています」
と聞いてみる。すると
「あれー、もしかしてデッキばれてるのかなぁ?」
と言われたので
「いやいや、どうかわかりませんよ」
と返すと
「いやぁ、実は私、クロックパーミッションも良く使うんですよ
しかもこれが結構いけるんですよ。この前もマーフォークで……云々」
面白い人だなぁw
Duel1 後手
こちら3マリガン
相手1マリガン
ベルチャー相手に《謙虚/Humility(TMP)》いらないんだよ!
なんで毎回手札に入ってて、しかもランドが無いのか。
仕方ないので実は結構縁起の良い、トリマリノールックキープを決行。
そして、オープニングハンドは
《Force of Will(ALL)》
《Force of Will(ALL)》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares(ICE)》
《行き詰まり/Standstill(ODY)》
なんぞこれ!
次のドローがまたスティルで、ランド2枚はさんで再びスティル。
トリマリなのに、全てを処理しきることに成功しまさかの勝ち。
Duel2 後手
ちーちゃんさんが本当ににこやかに
《土地譲渡/Land Grant(MMQ)》で手札を公開し
「何もなければ2キル確定ですよー^^」
何も無くて2キルされた
Dule3 先手
こちら1マリガン
FoWを構えてスタートするも、頼れるものがそれしかない状態。
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(ULG)》を通されてしまい
一瞬の隙も作れなくなってしまう、、が即座に通されるペタル。
当たり前の様にLED使用から、ペタルが放火砲にへーんしん。
……オワタ……後は神に祈りを
ささげた甲斐があって16点でとまる!
即効、ウェルダーを除去り、
後はひたすら3マナにだけ届かせないようにカウンターし続ける。
まさに運だけの勝ち。
-----------------------------------------------------------
第4回戦 vs バベル (白魔術師さん)
This is か・ん・と・う
と勝手に個人的に思っているバベル。
目の前にうずたかくつまれるデッキに感無量である。
しかし、戦い方が全く分からない
Duel1 後手
印鑑経由で4ターン目に打たれた《機知の戦い/Battle of Wits(ODY)》を
何故かカウンターできない間抜けは私です
Duel2 先手
Duel1/2ともに、相手の動きが
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》→《Tundra(LEB)》→《思案/Ponder(LRW)》
バベルで全く同じ動きは凄すぎる、これが真のバベリストか。
エルズペスを通し、毎ターン兵士を呼ぶのに1回も攻撃できない。
なんという除去の塊。凄すぎる。
《機知の戦い/Battle of Wits(ODY)》を出されたので、
《狡猾な願い/Cunning Wish(JUD)》から《解体の一撃/Dismantling Blow(INV)》
にアクセスするも《差し戻し/Remand(RAV)》され乙。
中途半端にドローカードにカウンターを使いすぎた。
《嘘か真か/Fact or Fiction(INV)》や《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》は
通しても良かったと思う。
結局はあれだけあればどれを引くか分からないわけだから、
カウンターする対象は1点に絞るべきだった。
いくらなんでも自分がぬるすぎたのと、時間もまだあったので
続いて3戦フリーで戦っていただく
が、2戦をさくっと取られ、
一番粘れた3戦目(時間ぎれ)もほぼ間違いなくライブラリーアウト負け確定。
正直勝てる気が全くしなかった。
とにかく除去性能が異常で、プレッシャーをかけることが出来ない。
《機知の戦い/Battle of Wits(ODY)》以外のフィニッシュを
把握できていなかったので、戸惑うことばっかり。
凄く勉強になりました。
結論から先に書いてしまうと、安心と信頼の 1-5-0ですので、
あまり参考にはならないと思います。
そして自分で打っててなんですが、異常に長文になってしまったので
2回に分けたいと思います。
なんつうか、最初の4回戦書くだけで2時間かかっているのはどうなのだろうか
もうちょっと文章をまとめる力がほしい
-----------------------------------------------------------
AMC参戦を決意した
さて、問題はどっちのデッキを持ち込むかである。
二つの候補とは「カウンターバーン」と「ランドスティル」。
はっきり言ってどっちも捨てがたい。
やはり自分にとって一番愛着があるのはランドスティルで
折角の初AMC、これででないでどうするのか、という気持ちがある。
その一方で、ヘギーお兄さんがここまで暖めてくれたカウンターバーン
1ヶ月使ってきただけあって、信頼度もかなり高まっている(に違いない)
本当にぎりぎりまで考えて結局結論は出ず。
「朝起きて、時計を最初に見たときの秒で決めよう
奇数ならカウンターバーン、偶数ならランドスティル」
そしてデッキはこれになりました。
AMC54th Legacy 2009/10/31 参加者93(!)名
12/19 Eternal Party 開催式 Landstill with くまのぬいぐるみ
[Land] 24
4 《Tundra(LEB)》
1 《Underground Sea(3ED)》
6 《冠雪の島/Snow-Covered Island(CSP)》
3 《平地/Plains(ZEN)》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
4 《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory(4ED)》
1 《不毛の大地/Wasteland(TMP)》
1 《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》
[Sorcery] 2
2 《正義の命令/Decree of Justice(SCG)》
[Instant] 21
3 《渦まく知識/Brainstorm(ICE)》
3 《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares(ICE)》
4 《対抗呪文/Counterspell(ICE)》
2 《狡猾な願い/Cunning Wish(JUD)》
1 《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
4 《Force of Will(ALL)》
[Enchant] 7
4 《行き詰まり/Standstill(ODY)》
2 《謙虚/Humility(TMP)》
1 《Moat(LEG)》
[Artifact] 5
3 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(10E)》
1 《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk(5ED)》
[Plainswalker] 2
2 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
[Sideboard] 15
4 《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ARB)》
1 《青霊破/Blue Elemental Blast(4ED)》
1 《水流破/Hydroblast(ICE)》
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor(MIR)》
1 《解体の一撃/Dismantling Blow(INV)》
1 《原野の脈動/Pulse of the Fields(DST)》
1 《威圧/Dominate(NEM)》
1 《貪欲な罠/Ravenous Trap(ZEN)》
1 《嘘か真か/Fact or Fiction(INV)》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
尚その時間は42秒。……今思えば、これは何かの暗示か。
-----------------------------------------------------------
大会開始前に、ネタ蒔きさんから、りょーちんが紹介される。
周りの席に座っていた方が「あの人有名なプレイヤーなの?」とぽつり
第1回戦 vs BUW ANT(ごーじゃーさん)
対戦前、席に着いたところ
相手「前回のAMCは出ましたか?」
うち「いや、出ていないです。というかAMC参加初めてです
関西からきました、りょーちん組です」
相手「えっ……?」
そのときの反応がなんとも言えず、あれ? どうしたのかなと思う。
そこに配られるリザルトシート。
なんとなく相手の名前を見て
…
……
………
うち「すいません、ごーじゃーさんですか?」
相手「いえ、違います」
うち「ですよねー、他人の空似ってやつですよねー」
相手「他人の空似ってw」
うち「はじめまして、この前青白BTBを紹介してもらったふみです」
相手「あー、あれですか。あれはいいデッキでしたね」
ごーじゃーさんではないはずなのに、
うちのデッキのことを良く知っていてくれた。
いい人だw
Duel1 先手
《Underground Sea(3ED)》から《思案/Ponder(LRW)》。
ごーじゃーさんなら、CTGか?
アンシー置いてるし、ボブ出してくるか?
出てこないな……
《相殺/Counterbalance(CSP)》
……こないな、、、
《神秘の教示者/Mystical Tutor(6ED)》
ふーん、ミスチュー
……ミスチュー!!!???
幸い手札にはFoWが2枚を始め、ある程度のカウンター。
場のミシュラがこつこつ殴りつつ、
適宜《オアリムの詠唱/Orim’s Chant(PLS)》をカウンターしていく。
ある程度カウンターを使わされて、手札の有力カードが
FoW《渦まく知識/Brainstorm(ICE)》《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》
というところで、ライフ13からスタートしてくる。
手札1枚残して《むかつき/Ad Nauseam(ALA)》
をFoW。ブレストと嵌めのどちらを残すか迷うも、
残り1枚はあれだろうと睨んで嵌めを残す。
そして
《冥府の教示者/Infernal Tutor(DIS)》
ノータイム嵌め!
Duel2 後手
両者1マリガン
マリガン後の手札も芳しいものではなかったが、
FoWがあったので、それに一縷の望みをかけてみる。
T1 《強迫/Duress(7ED)》
乙!
いくらなんでもマグロ過ぎました。2ターンキル。
とりあえず捲るだけ捲ってもらって、デッキの中身を確認。
《燃え立つ願い/Burning Wish(JUD)》は無さそうである。
Duel3 先手
またもって手札がかなりしょんぼりんぐだが
先手なので少なくともD2のようにはならないと判断。
T1に0で爆薬をセットし、ゴブモードとブッパモードに対して睨みを
きかしてみたりなんだり。
途中《オアリムの詠唱/Orim’s Chant(PLS)》をFoWするが
それを《根絶/Extirpate(PLC)》されてしまう。
それを受けて、残りライフ18からむかつきスタート。
こちらはその行く末を見守るだけ。
しかし捲れるものがあまりよくなく、ライフが4にまで進み、ストップ。
ここでお互い長考タイム。
細い道ながら、何か逆転できる手は無いかを捜し求める。
まず《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》セット、
次いで《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》。
そこで意を決して、モックスの刻印にスタックして爆薬起動。
これで、捲れたハンドからいくと、マナは足りなくなるはず。
必死に計算の結果、主要パーツ7枚を残して、ターンが帰ってくる。
次のターンに仕掛けてくるのは明白。
こっちのランドは
《Tundra(LEB)》*2《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory(4ED)》1
手札にはミシュラと《水流破/Hydroblast(ICE)》ソープロ
カンスペでも引いていたら神なのだがさすがにそんなわけもなく。
# ハイドロは赤が入っていないのはわかっていたのだけど
# 無駄カードが多すぎたので、Willの餌にでもなればいいかで入っていた
悩みに悩んで、ミシュラでどつき残りライフ2vs19。
そして1匹をソープロして21。
次のターンに、8枚の手札でストーム10発生させることを強要する。
(もちろん、ストーム7で16点でも充分なんですが)
そこから緻密な計算が始まり、最終的に見せられたのが
《冥府の教示者/Infernal Tutor(DIS)》からの《不正利得/Ill-Gotten Gains(USG)》
……ああ、そうか、、、
0-1-0
-----------------------------------------------------------
第2回戦 vs GRU Madness
Duel1 後手
相手、島から《思案/Ponder(LRW)》をうって
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MIR)》設置。
またANTっすか
次のターン置かれるのが青緑フェッチ。
……青緑?
この段階で頭の中は真っ白、全くデッキが分からない。
いやANTならLED置くわけないのは自明なんですよ
でもね、1戦目からの流れで何故かそう考えてしまったんですよ。
《行き詰まり/Standstill(ODY)》を《渦まく知識/Brainstorm(ICE)》で
割られ、予定調和的に手札が溢れたので
ディスカード《謙虚/Humility(TMP)》
返しに出てきたのは《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》
そして《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TOR)》!
へ!? マッドネス?
墓地のトップから恨めしそうに謙虚がこちらを見ています。
自分がバカすぎて泣きそうになりながらドローすると
《謙虚/Humility(TMP)》w
一気ににこやかになる
謙虚をはると、返しに打たれるのが《直観/Intuition(TMP)》
うち「はい」
相手、ライブラリーに手をかける
うち「あっ!」
相手「どうしました?」
うち「いえ、なんでもないです。通しちゃったんで」
FoWあるのに、何で通したし!
持ってこられるのは案の定の
《不可思議/Wonder(JUD)》とちょっと吃驚の《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》2枚
その後は数多くの1/1フライヤーをミシュラが悲しそうに見上げていました。
Duel2 先手
こちら1マリガン
流石にデッキがばれたので1戦目のようにはならず、
適宜危なそうなクリーチャーをカウンターしつつ、こちら有利に展開していく。
《正義の命令/Decree of Justice(SCG)》で3体の兵士を出し、
《謙虚/Humility(TMP)》張る。
兵士で1回殴り、残りライフが17vs14。
そこに飛んでくるのが《発展の代価/Price of Progress(EXO)》!
こちらの特殊ランドは5枚もあるが、相手にも3枚。
ちょっと考えカウンターすると、もう1枚とんでくる。
これもカウンターできたが、もう次は無いと考え通す。
残りライフ7vs8。
兵士3体とミシュラ2枚で殴りかかり、相手残り1。
相手のルートワラに殴られ、残り6。
そして《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MIR)》
セットから、
《癇しゃく/Fiery Temper(TSB)》2発《激発/Violent Eruption(TOR)》
と打ち込まれ逆転負け。
……情けない。
# LEDから出したマナで、そのときにディスカードしたカードは
# マッドネスできないんじゃ? と後で社長に言われたのですが
# どうなんでしょうか。昔(出た当初)はできましたよね。
試合後相手の方を色々と話させていただく。
デッキのすばらしさに本当に感嘆でした。
0-2-0
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第3回戦 vs ベルチャー (ちーちゃんさん)
ジャッジの方がちーちゃんは云々と言っているので
「もしかしてちーちゃんさんですか?
ご高名は色々と拝見しています」
と聞いてみる。すると
「あれー、もしかしてデッキばれてるのかなぁ?」
と言われたので
「いやいや、どうかわかりませんよ」
と返すと
「いやぁ、実は私、クロックパーミッションも良く使うんですよ
しかもこれが結構いけるんですよ。この前もマーフォークで……云々」
面白い人だなぁw
Duel1 後手
こちら3マリガン
相手1マリガン
ベルチャー相手に《謙虚/Humility(TMP)》いらないんだよ!
なんで毎回手札に入ってて、しかもランドが無いのか。
仕方ないので実は結構縁起の良い、トリマリノールックキープを決行。
そして、オープニングハンドは
《Force of Will(ALL)》
《Force of Will(ALL)》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares(ICE)》
《行き詰まり/Standstill(ODY)》
なんぞこれ!
次のドローがまたスティルで、ランド2枚はさんで再びスティル。
トリマリなのに、全てを処理しきることに成功しまさかの勝ち。
Duel2 後手
ちーちゃんさんが本当ににこやかに
《土地譲渡/Land Grant(MMQ)》で手札を公開し
「何もなければ2キル確定ですよー^^」
何も無くて2キルされた
Dule3 先手
こちら1マリガン
FoWを構えてスタートするも、頼れるものがそれしかない状態。
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder(ULG)》を通されてしまい
一瞬の隙も作れなくなってしまう、、が即座に通されるペタル。
当たり前の様にLED使用から、ペタルが放火砲にへーんしん。
……オワタ……後は神に祈りを
ささげた甲斐があって16点でとまる!
即効、ウェルダーを除去り、
後はひたすら3マナにだけ届かせないようにカウンターし続ける。
まさに運だけの勝ち。
-----------------------------------------------------------
第4回戦 vs バベル (白魔術師さん)
This is か・ん・と・う
と勝手に個人的に思っているバベル。
目の前にうずたかくつまれるデッキに感無量である。
しかし、戦い方が全く分からない
Duel1 後手
印鑑経由で4ターン目に打たれた《機知の戦い/Battle of Wits(ODY)》を
何故かカウンターできない間抜けは私です
Duel2 先手
Duel1/2ともに、相手の動きが
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》→《Tundra(LEB)》→《思案/Ponder(LRW)》
バベルで全く同じ動きは凄すぎる、これが真のバベリストか。
エルズペスを通し、毎ターン兵士を呼ぶのに1回も攻撃できない。
なんという除去の塊。凄すぎる。
《機知の戦い/Battle of Wits(ODY)》を出されたので、
《狡猾な願い/Cunning Wish(JUD)》から《解体の一撃/Dismantling Blow(INV)》
にアクセスするも《差し戻し/Remand(RAV)》され乙。
中途半端にドローカードにカウンターを使いすぎた。
《嘘か真か/Fact or Fiction(INV)》や《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》は
通しても良かったと思う。
結局はあれだけあればどれを引くか分からないわけだから、
カウンターする対象は1点に絞るべきだった。
いくらなんでも自分がぬるすぎたのと、時間もまだあったので
続いて3戦フリーで戦っていただく
が、2戦をさくっと取られ、
一番粘れた3戦目(時間ぎれ)もほぼ間違いなくライブラリーアウト負け確定。
正直勝てる気が全くしなかった。
とにかく除去性能が異常で、プレッシャーをかけることが出来ない。
《機知の戦い/Battle of Wits(ODY)》以外のフィニッシュを
把握できていなかったので、戸惑うことばっかり。
凄く勉強になりました。
コメント
青いデッキの話になると他のことがおざなりになるのがゴージャーという男(笑
># LEDから出したマナで、そのときにディスカードしたカードは
># マッドネスできないんじゃ? と後で社長に言われたのですが
># どうなんでしょうか。昔(出た当初)はできましたよね。
この方とはつい最近僕も対戦したのですが、同じ質問をジャッジにした結果、LEDのマナはマッドネスに使えるとのことでした。
ゴージャーさんとは青に関して一晩熱く語り合いたいものです
> マッドネスに関して
なるほど、まぁ使えなかったらLEDは採用しづらいですよね。
ありがとうございます。
即死の恐れがあるのは機知の戦いだけですのでそれようの対策で
2枚位解呪でもカウンターでも構えておくのが一番安全。
序盤とか3~5ターン目に機知を貼ってもカウンターを構えつつというのは
ブン回っているときだけですしそれでもカウンターを打ち返して来るのは
よくて1回が限度ですから。
こちらとしては青系統コントロールと当たった場合は
最初から数押しして対策を使わせて機知か他の勝利手段に繋ぐという
消耗戦プランで最初から戦っています。