投了するまでがデュエルです

エターナルパーティ2011
なんて甘美な響きなんでしょう。

日本選手権、（行ってませんが）エタフェス、世界選手権そしてエタパと
次々とレガシーの大規模な大会が開催される。
こんなにうれしい事はありません。

主催様、ジャッジのかたがた、関係者各位には何度言っても言い足りませんが
お疲れ様のことばと謝辞を述べさせていただきます。


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プレミアムリーグが終って、Deed-Stillは解体し、UW-Controlを構築。
それを使ってBMやらまほねこやら行っていたのですが
負けはしないけど勝ちもしない、どうにもしっくりいかないという状況に

結局UWはあきらめDeedパワーに頼ることにして、BMの平日レガシーで調整する日々。
1-1-1、2-1、2-1で負けは全てSnTという結果になりつつも
やはり使い慣れた形なので本戦もこれで望むことを決意。

そんなこんなで、うちの選んだ相棒はこんな形になりました。

2011/02/12 エターナルパーティ2011@IMPホール 211名

Old Class DeedStill ～オワコン～

[Land] 24
2 《島/Island(SOM)》
1 《沼/Swamp(SOM)》
1 《森/Forest(SOM)》
3 《Underground Sea(LEB)》
3 《Tropical Island(LEB)》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》
3 《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
4 《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory(4ED)》
3 《不毛の大地/Wasteland(TMP)》

[Sorcery] 6
4 《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》
2 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》

[Instant] 18
4 《渦まく知識/Brainstorm(ICE)》
3 《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
2 《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》
1 《恐ろしい死/Ghastly Demise(ODY)》
4 《対抗呪文/Counterspell(ICE)》
4 《Force of Will(ALL)》

[Enchant] 8
4 《行き詰まり/Standstill(ODY)》
4 《破滅的な行為/Pernicious Deed(APC)》

[Planeswalker] 4
4 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》

[Sideboard] 15
3 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
2 《非業の死/Perish(TMP)》
3 《根絶/Extirpate(PLC)》
2 《クローサの掌握/Krosan Grip(TSP)》
3 《仕組まれた疫病/Engineered Plague(7ED)》
1 《The Abyss(LEG)》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(10E)》

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ROUND1 bye

まさかのbye。
うん？　ああ、権利もちじゃないですよ。ナチュラルバイですよ。

びびりました。
4回ぐらい座席シートを見直して、対戦相手が来てないという席があったので
リザルトシートを見に行って名前が違うことを確認して
それでも、2回戦目のシートが出るまでは不安で不安で仕方なかったです。

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ROUND2 vs チームアメリカ

D1 後手

囲い、ヒムをピアスでかわすことに成功。
タルモを出されていきなり5/6とかで冷やりとするも
2回殴られたところ（残りライフ8）でジェイスを通す。
この1枚が全てをコントロールして勝ち

D2 後手

T1の囲いから、囲いヒム祭り。
典型的な負けパターンからタルモにつながり、5回殴られて死亡

D3 先手
うち1マリガン

1マリから、
うちスティル→相手ピアス*2
相手タルモ→うち血→相手FoW
相手Hymm
と展開

このとき相手ランド3枚＋タルモ(5/6) 手札2枚
こっち、島・沼・ミシュラ＊２（残ライフ11）
手札：Deed、パルス

相手の方悩みに悩んでタルモでアタックしてくる。
スナッフアウト引かれたか、と思いつつも意を決してミシュラ2体をアクティベート
果たして飛んでこず、ほっとしてダブルブロック。
結果《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder(ALA)》を出されミシュラ2枚を失うも
タルモを奪い取れたのでトップ勝負に。

返しにジェイスをひき、相手の動きはなし。
次のドローがアンシーで、相手のドロー……タルモ！
気合をこめて引いたカードはカンスペ。

負け

最終戦ミシュラ2体のブロックをしていなければ
ジェイスが間に合ったわけだけど選択ミスかなぁ……
相手の方も「自分が使ってたとしてもミシュラ2体でブロックした」と仰ってたけど

1-1-0

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ROUND3 vs ベルチャー

いつもバーンを使われている方。
これまで4戦1勝3敗（1回はカウンターバーンを使っていたときに勝った）
うち「バーンはきつすぎますよー」
相手「今日はバーンじゃないですけどね」
といいながらゴブリントークンをテーブルにセット

……ANT？

D1 後手

相手
「先手を取りましたが……エンドです」

ベルチャー！

相手T2
クロムモックス→SSGから《魔力変/Manamorphose(SHM)》
を呪文貫き。

こっちがT3からミシュラでがんがん殴り始める。
相手の手札がリカバリーする前に、殴りきることに成功

D2 後手
相手1マリガン

《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》で覗いたところ

赤緑ギルラン
《ほくちの壁/Tinder Wall(ICE)》
《炎の儀式/Rite of Flame(CSP)》
《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》
《燃え立つ願い/Burning Wish(JUD)》
《強迫/Duress(M11)》
とかで、ウィッシュをぬく。

数ターン後《魔力変/Manamorphose(SHM)》をピアスして即根絶。
手札をカウンターでいっぱいにしつつジェイスを通して後はトップチラ見。

2-1-0

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ROUND4 vs Doomsday

D1 後手

相手の動きがフェッチだけで数ターンわからず。
中盤を過ぎてからの《沈黙/Silence(M11)》でようやくANTと気づく。

と思ったら、ストームをためられてからの《最後の審判/Doomsday(WTH)》
カードを確認したのち、これをカウンター。
しかし、連続で2発目の《最後の審判/Doomsday(WTH)》を打たれる。

LEDから3マナ調達後、コマドロー→《瞑想/Meditate(TMP)》→ペタル→ダリチュー＊２→テンドリル
とつながれる。

……無知というのは恥ずかしい。
わかっていれば場の状況からDoomsday通しは選択できた。

D2 先手
うち2マリガン

2マリガンの段階で完全顔面蒼白
しかもランドが島・ミシュラ＊３とか。

しかし相手が考えている間やミシュラで殴るときに、必死にピアスをもってる振りをしたりしつつ
それ以上に相手がじっくり動いてきてくれたこともあって、
なんとかカンスペとFoWワンセットまでこぎつける。

沈黙からDoomsdayをしかけられるが、
こっちがFoWを2セット持っていると考えた（らしい）相手の方が積み方を間違えて投了。

D3 後手
相手2マリガン

開始と同時に時間切れ

相手の追加T4仕掛け
沈黙→ピアス→ダリチュー→ダリチューをFoW→ダリチューを根絶
として引き分け。


お互いにミスで敗北→引き分けなんで仕方ないかな

2-1-1

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ROUND5 vs Merfork

D1 後手

相手T2、谷セットからスティル→嵌め→FoW、と通される。
返しに《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory(4ED)》をおくと
ここで完全にゲームが停滞。

お互いひたすらドローゴーを繰り返す。
こっちはマスデスを捨て、相手はマーフォークを捨て始める。
相手のほうが谷・不毛を先に引き込んだため殴るのも難しい

フェッチを2回している分こっちのほうがライブラリー的には不利なので
どこかで仕掛ける必要がある。
手札を整え、ランドが島2沼1アンシー2トロピ3フェッチ1ミシュラ2と並んだところから
カウンターとDeedを集めて、ジェイスを通す。

Deedを設置し、谷をけん制しつつマーフォークを適宜処理。
奥義に達することが確実と成ったので相手の方投了。

間違いなく《もみ消し/Stifle(SCG)》は入っていないと判断する

D2 後手

相手谷スタートし、悩んだ上でT2から殴ってくる。
T3にFoWバックアップで疫病を通し減速。
T4には《The Abyss(LEG)》を張る。

相手が意を決してこっちのミシュラとアンシーを不毛し（残りは島と沼）
1/1の谷でビート開始。
こっちの手札が、Deedと疫病だったのでランドをひきこめればいいのだが
ライフ15から6になるまでまさかのランドドローせず。

ライフ6になったところで時間切れ。
ここでようやくフェッチをひいたので、疫病を出すがカウンター。
殴られて残りライフ5。
再度疫病をFoWバックアップで設置。
ロード連発されて谷のパワーが上がるのが嫌だった……のだけど

これはミス。

相手に最終ターンのマスティコア（入っているのは知っていた）チャンスを与えてしまう
結果引けなかったので相手の方が投了したのだけど、
ロード連発っていってもいきなりパワーが5（つまり4枚を通す）になるわけもない。
要反省

3-1-1

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ROUND6 vs Zoo

相手の方が試合前に
「お守りで入れてみたカードを引けない。1度でいいから引きたい、いや出したい」
と言っている

D1 後手

T1のナカティルを即座に《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》し、
タルモはFoW。レリッカリーはカンスペと、除去る立ち上がり。
スティルで手札を回復して、ジェイス。
まさに理想的な流れで完封勝ち。

途中ジェイスで《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》が見える
……これのことか

D2 後手

D1同様、クリーチャーを除去して回る立ち上がり。
かなり理想的な流れからミシュラビートに移行。
1枚は《稲妻/Lightning Bolt(M11)》されるものの、これで相手の手札は0枚。
残りライフが15（うち）vs9（相手）となる。

ここで出されるは
《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》！！
一気にダメージレースが逆転。
お互い殴り合ってもこちらが1ターン足りなくなる。

1回殴られてライフ11となったところでドローがジェイスだったので、
ブレストで設置したところ相手からREB！　即座にこれをFOW。
首尾よく2枚目に《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》を見つけスラーンを除去

ほっと一息……ついたところ相手のトップから振ってきたのは
《発展の代価/Price of Progress(EXO)》！
ぴったり10点くらって敗北

流れに一瞬呆然。

結果論だけど、2枚目にあったのだから自分で見つけれたはずだし、
ミシュラでブロックすることも考えるとあと3ターンは生き延びられた。
すくなくともPoP死はなかった。

そもそも相手が1戦目にデュアランのみ7枚ぐらいおいていたので
PoPは無いと断定してしまっていた……

D3 先手
うち2マリガン
相手1マリガン

アンシー
島
《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》*2
《恐ろしい死/Ghastly Demise(ODY)》
とかいう初手、負けは無い、無いけど勝てないよ

土地→土地→《The Abyss(LEG)》とか引いてこれを起き
後はミシュラかジェイスという段になって、ひたすら引くカウンターとフェッチ。
再度スラーンを出されるも、今度は即座に血で退場いただくが
やはりやってこないフィニッシュワーク。

そのまま時間切れ。

3-1-2

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ROUND7 vs BGW グッドスタッフ (山口の教員志望の気さくなお兄さん)

囲い・ヒムから、《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》・ボブ・タルモなデッキ

D1 先手

……あれ、今日初の先手？

T1に囲いされたので、ブレストでスティルを隠し
スティル→スティル→ジェイス
とそれ以外言いようが無い感じで勝ち

D2 後手

囲いとヒムをピアス。お互いに１枚ずつ不毛してランドが微妙に行き詰る中、
針で《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》を指定される
これは手札にあるの囲いで見られてないのにお見事ととしか。

続いて2枚目の針で《不毛の大地/Wasteland(TMP)》を宣言。
相手も不毛をおいてくる。
逆にランドが詰まってるんだなということが良くわかる状態に。

続くターンにボブをおかれたのでブレストしたところ、
そこに《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》が見えたので、ほっと一息。
針とボブをまとめてDeedでクリーンアップ。

後はそこからJace→Stillとつないで勝負あり。

4-1-2


とても気さくな方で、試合後に「どちらから来たんですか？」的な流れから
色々お話をさせてもらって、
うち「とりあえず、HRで生徒とマジックをする先生になってください」
相手「お前ら、デュエマとかじゃなくてマジックをやれ！
　　　先生が鍛えてやる、みたいなｗ」
とか
算数の時間で確率の勉強にマジックは最適、
みたいな話をしてプチ盛り上り

こういう普通に暮らしていたら絶対に出会えなかったであろう方と
マジックを通じて自然に会話できるというのは非常にありがたいことである。

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結果、4-1-2（bye込みなので3-1-2）
34位/211人でした。

相手のミスに助けられた部分も多々あったので若干微妙ですが
勝ち越しで来たので素直に喜びます。

しかしながら、いささかやらかしが多すぎたことと、
Zoo戦の引き分けのショックはかなりヘビーでした。